コンセプト
concept
「働きたい」という相談者がステップアップしながら自分に合った仕事に就き、続けられるようにサポートするには、どのようなプログラムや仕組みがあるとよいでしょうか?それには、地域の多様な担い手がもつ様々な社会資源をうまく結びつける地域づくりの視点が必要です。
では、どのように進めればよいのでしょうか?このサイトでは就労支援を切り口にした地域づくりの参考になる情報を紹介します。
では、どのように進めればよいのでしょうか?このサイトでは就労支援を切り口にした地域づくりの参考になる情報を紹介します。
地域づくりの進め方
地域づくり運営チーム立ち上げ
多様な関係者とともに地域に必要な仕組みを検討し、
就労支援のための地域づくりを企画するチームを立ち上げます。
これは重層的支援体制整備を担当するチームあるいは全世代型の就労支援を担う
生活困窮者自立支援機関などが中心となることが考えられます。
多機関参加型ワークショップの企画・実施
地域に必要な仕組みづくりに関わりそうな関係機関に集まってもらい、対話を通して問題意識と目標イメージを共有することで、連携の基礎となるつながりを形成します。
また、就労支援のニーズや必要な取り組み、そして目標などについて意見を出し合い、その情報が仕組みづくりの検討の基礎となります。
必要な仕組みの検討
多機関参加型ワークショップで出た意見や統計データなどをもとに、就労支援の機能強化に必要な取り組みとその仕組み化を企画チームが中心になって検討し、導入していきます。
例えば、多様なニーズに応えるため、地域の事業所・企業と協働して多様な就労プログラムを開発し、就労支援のなかで活用する仕組みが欲しい場合、次のような取り組みを具体化するとよいでしょう。
・業務の切り出し
・体験プログラムシート等ツールの活用
他にも、福祉と就労支援の連携の仕組みや、通勤ための移動支援の仕組み、人材を必要とする企業や農家の協働事業など、
各地域の事情に応じて様々な仕組みが考えられるでしょう。